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あなたの肩では銃は撃てないと言われ 桜は散り 私は地下室で働くようになった 陽の当たらない小部屋では何もかもが秘密裡に行なわれる 繰り返される暴力的な宴の日々は女たちを消耗させ 互に蔑み 憎み合うことでしか自らの存在を認識出来ないようになって 苦痛を忘れるためだけに火酒を浴びるように飲んでいた

それでも尚 青空に憧れていたのだった
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