2015-05-26 101 Fiktion 薄っぺらい愛の歌が溢れて それなりに満たされた気になってる ヴォトカにジンジャーエール注いでください 混ぜたらもう夢の国 蹄の味はいかが サイレン 赤色灯を回す車が 蹴飛ばされて血だらけの女を運んで行く 夜の駅前には知らないバスが沢山止まる 行先は何処か知らない街で ぜんぶカーテンがついていて見えない 市営バスはとうに車庫へ戻ってしまった警備員が並んで階段を降りてくる この先にはもう行けません 今夜はここでお仕舞い