2015-05-28 103 Fiktion 果てしない逃走の暁に見た 光の明るさが信じられなくて 夢だったかもしれない 砂漠のうえで 白んでいった 東の空は 何度も漂白を繰り返されてきたのに 最後の星が消えて また 碧さを取り戻した そこにはもう 逃げ場など無かった