2015-06-08 114 Fiktion 訪れる嵐のなか 濁流に飲み込まれないで 夜が明ければまた 私たちはふたりで 何処へでもゆけるのだから 壊れた傘をさして 紫陽花を見よう 葉の裏に隠れた蝸牛を捜そう だからもう少しだけ待って