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台風で路頭に迷い西へ向かった豪雨の夜に 南の島を思い 喫茶店でひとりサラダを 新鮮なレタスを食みながら 神さまの孤独を思い バターを塗られた温かいパンを噛み締めながら 果てし無く広がるメルズーガの砂漠を思う いつだって最期にはひとりきりなら その時を選ぶことが赦されたって良いのに 一緒にいたいあなたがもういない

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