2015-09-24 222 Fiktion わたしはもう 溺れない どれだけ激しい流れに立っても あなたのしなやかな肩を 穏やかな温かさを 忘れない きっと針葉樹林が続く 真冬の わたしだけの国は 雪が溶けない それでも 花は氷の下で 紅く咲くだろう