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ヴォトカ流れる河のほとりで

Das Tagebuch der Lily Mercury

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山奥の道をゆきながら 車輪の下の少年ハンスを思い出す ここらには首をくくるのに適した樹々が沢山あり せせらぎだって聴こえる ヴォトカを飲みながら眠れば 寒さでどうにでもなるだろう 同時に 自死遺族になる家族のことを想う 腐乱した 或いは獣に喰われた肉体のことなど 一向に構わないが 身元確認に呼ばれた彼らを考えると なんとなく心苦しいものではある 胸の痛みで このまま心臓が止まれば良いのに

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