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りぼんがかかった灰色の箱 金色の文字 かたかたと音がなる 大きな箱 両手で抱えて そっと 開ける 中にあるのは 夢 ずっと見ていた夢のかたち 黒い革の靴 木の底は 揺れる はずむ 踊る 死ななかったわたしと 死んでしまった何人かのわたしたちが 一緒によろこぶ そういう夢が 届いた
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