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サンダーバードでトンボ帰りする男と寝返りを打ったのは箱根か鎌倉か いや 海のない街だった

結局どこにも行かなかったから
 
 
若き日のダスティン・ホフマンに似た男やもめで 身長は185cm 名誉のために決闘をした それがわたしのさいしょの恋人で きょう初めて 彼の生まれ故郷に 行った たぶんそれは本当だった 愛してると ささやきながら 俯くひとだったけれど それはほんとうだったと思う 街はとても綺麗で 強い風が 雲をすべて吹き飛ばし 青空が冴えわたり 橋のうえでわたしは とてもしあわせな気分だった 愛は流れ 運ばれてゆく 海の彼方へと 
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