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街はまどろむ 光化学スモッグの濁りのなか 沈む女は 太陽のしわざだとうめきながら 二度寝をする 舟は来ない 最後の筏乗りが タンカーの操縦士に転職してからというもの 流れてくるのは 虹色の油ばかり 或いはすべて午睡だった
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