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めくっても 破いても 白紙 きみの予定表に わたしはいないし わたしは予定を立てない 来たるべきときに備え きみの気紛れと 天気予報が一致したときにだけ 新しい上衣を羽織って 外へ出る その一歩はきっと右足からで 靴のかかとは 内側が少しばかり磨り減っているが まだ金具までは見えておらず 修理職人に もう少し履いて傷んだらおいで と言われたものだった

月の満ち欠けを頼りにしていたのに いつまで経っても 死んだこどもは 死んだままで 痛みがないことに苛立ち 正直なところ 不安はないがとても腹が立っている 
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