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ヴォトカ流れる河のほとりで

Das Tagebuch der Lily Mercury

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雨の都を 夜の街を 東へと歩いた 河は増水して濁流が闇の中で白っぽく濁っている 舟を漕ぐものは誰もいない

 
橋の上で見回りをしていた警官に訊ねたところ 見えなかったものの 火は無事に灯されたらしい その事実を知れて良かった 空からは見えただろう 精霊もまた 戻っていったのだろう さようなら また来年 さようなら 次の夏が来るまで
 
 
愛しい貴女 焦らなくたっていいし 泣かなくたっていいのよ わたしはきっと ここに来るから
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