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ただひとりの神さまを信じ 愛して生きてゆけたなら どんなに素敵だろう 祈りの日々 欲を捨てた清らかな生活 そういった暮らしかたに憧れはするけれど この世界は誘惑が多すぎて わたしにはアルコールを断つことすら難しい

ねぇ 誰に誓っていたの 病めるときも 健やかなるときも愛するって 神さまなんて信じないと言っていたけれど 俯いたままくすくす笑いが止まらない 誓いを破っても咎められないし 救いもない 何処にも