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ヴォトカ流れる河のほとりで

Das Tagebuch der Lily Mercury

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花を買う店は大体決まっていて わたしはいつも薔薇を一輪 でも紅いのは買わない それは自分のために買うものではないと思うから

好きになるのは簡単で 口にさえ出さなければ ある日突然 どうでもよくなっても 何にも変わらないし 誰にもわからない 咳が酷くて 煙草が喫めなくなったので 薄荷煙草二箱分の薔薇を買った 自分の傷は 自分にしか治せない もう何度もやってきたことだ
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