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ヴォトカ流れる河のほとりで

Das Tagebuch der Lily Mercury

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地下街では背の高い男の子が 真っ赤なハンドバッグを包んでもらってる はにかんだ笑顔 なんて楽しそうなんだろう エスカレーターにならぶ男の子たちは ケーキを買って行こうと話してる その方が喜ぶからと 「なぁおまえ あの子好きなの?」 「いやでも彼氏いるじゃん」 「 いーじゃん 略奪しちゃえよ」  そうだ いけいけ 今なら当たって砕けたって大丈夫 次の夏には笑いとばせる年頃だもの 罪でもないし純愛 しなやかな身体で何処までも走れるし 強くつよく 抱きしめることも出来る ハンドバッグが気に入られなくても ケーキが苦手だったとしても なんてことはないんだから いけいけ!
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