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ヴォトカ流れる河のほとりで

Das Tagebuch der Lily Mercury

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S駅を8:00丁度に出発し それから汽車を乗り換え 西へゆく新幹線に乗った 指定席は二列シートの窓側 海は見えたり 見えなかったりする ほとんど山の際を走るから

 

胎内回帰願望が叶わないなら 原点回帰を実現させるほかどうしようもないので かつて恋に落ちた瞳が見つめた街を目指した 100年以上前の街に想いを馳せることは楽しい 河のかたちも 山のかたちも既に変わってはいるだろう それでも月の光は砂を煌めかせるし 焔は美しく燃えている 言葉が変わっても 愛のかたちまで変わらないでいたらいいのに かたちなんかないのに

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