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ヴォトカ流れる河のほとりで

Das Tagebuch der Lily Mercury

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復活祭の飾り付けをしようと思ったのに あのカラフルな羽根がもうどこにも売っていない 仕方がないので 家にあった餅をこねてつけることにした 紅も混ぜて 白いのと互い違いにつけたら 正月飾りになった

ウサギの形をしたチョコレートを手にした子供「どうして卵とウサギなの」と尋ねる 「それはね坊や ウサギは一羽 二羽と数えるでしょう」 「へぇ 僕ウサギの卵見たことないや」

わたしだって見たこと無いわよ

 

ギムナジウムで飼っていたウサギが死んだとき 体育館裏へ埋めに行ったら 白いちいさな卵の殻が落ちていて 誰かが「蛇の卵だ」と言った 恐らくそれは本当にそうだったのだと思う

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