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痺れているとき わたしは流れることが出来ない 澱むこともなく渦をつくりだす 湖の岸辺からほんの少し離れただけで とても深くなっているところは 冬の雪解け水がいつまでも眠り続けているから 禁じられた線を越えた子供たちを容赦なく引き摺り込んでしまう だから誰もわたしを起こさないで 激しい渦のなかで誰も殺したくはないから わたし自身も含めて

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