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きっとまた冗談みたいにふらっと現れて しばらく当たり前のようにそこにいて またいなくなる そのことを嘆いたり怒ったりしないでほしい そしていないときこそ 限りなく近いところに存在していることを信じてほしい 囁かれる甘い言葉を疑うように 目に見えるもの全てが真実ではないことを忘れないで 出来る限りでいい 冷たい土の上で 太陽の眩しさや 植物の香りが混じった風を感じて  生きてることを思い出してほしい