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触れられない存在がより一層遠ざかってゆく 倦怠はなにも産まない なにも育たない 進むことも戻ることも出来ないのは はじめから一度もそこにいなかったから

 

川面を躑躅の花が 桃色の小舟のように流れてきて そのうち波にもまれて消えていった 赤子の丈ほどもありそうな魚の泳ぐ影

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