2018-05-01 1172 Fiktion 河の流れ 蛙の鳴き声 食器同士が触れる音 沢山の笑い声はきっとテレビから聞こえてくる 目を閉じて 風がどちらの方向から吹いてくるのか コンクリートのベランダは冷えて 足の裏からその温度が登ってくる 刈り取られた草の青臭い匂い 歌は聴こえるだろうか 過ぎ去っていった日々と 取り返しのつかない日々が同じように重なり 結局また反省出来ない