2018-05-05 1176 Fiktion まる3日外に出ずに済んだのに ついに電車に乗らなければならなかった 混雑した車内で人々は楽しそうに話し 大声で笑い 溜息をつき 子供は騒ぎ 次の瞬間泣き叫び出す 何の問題もない わたしが苦痛に思っていることも すべてはいつも通り 外へ出て他人と空間を共有したくない それだけのこと 出来る限り目立たないようにする 同じ満員電車でも通勤快速に耐えられるのは 人々の集団に同化出来ているからなのかもしれない