1300
まだ人通りの少ない日曜の朝の駅
靴の音がやけに響く階段を降りて また上って 自販機で切符を買い 指定された乗り場を目指す
好きなひとのところへ 会いにゆくのはひとりで
たとえそこに彼がいなくても
もうこの世にいないときでも
定刻通りに 予め定められた列車が来るというのは なんと素晴らしいことだろう
平穏無事な営みが取り戻されるように 闇に包まれた地に光がもたらされるように
まだ人通りの少ない日曜の朝の駅
靴の音がやけに響く階段を降りて また上って 自販機で切符を買い 指定された乗り場を目指す
好きなひとのところへ 会いにゆくのはひとりで
たとえそこに彼がいなくても
もうこの世にいないときでも
定刻通りに 予め定められた列車が来るというのは なんと素晴らしいことだろう
平穏無事な営みが取り戻されるように 闇に包まれた地に光がもたらされるように