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途絶えてゆく光を追って 舟を漕いだが間に合わなかった 灯台から身を投げた男の行方を 誰も知らない 最期に読んだ詩は 入水自殺をした詩人の言葉だったらしい 陽は沈んで 鐘は鳴っても 明かりはもうつかない 暗い入江で 何を想えば良いのか

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