2015-07-08 144 Fiktion 群青色の海で 泳げない男たちが 水面へ向かおうと もがいている 光の届かないところは 天も地もわからないのに もっと苦しめばいい 息が詰まればいい どうせ灯りを消したおまえの手が 自ら断ち切ったことを 後悔することもないのだ