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白い冬 金髪碧眼の少年の頬は 紅色 退屈だった あの街は 同じ形の建物が並び 何処まで行っても 森と湖 つまり 何処まで行っても 逃げ場はないのだ


耽美はなにも 救わないのかもしれない

いや 救いなど 求めてはいないのだけれど