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どうしてあの日 わたしは流れる河の向こう岸へ行くことを諦めたのだろう どうして夜の闇に 溶けてしまえなかったのだろう ジンジャーエールとヴォトカの混じり合った無色透明の夢のなかで あなたと混じり合いたかった 今でもすっかり緩くなった焼酎のグラスは 水滴すらも消えてわたしはとても 悲しい

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