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ヴォトカ流れる河のほとりで

Das Tagebuch der Lily Mercury

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土用 川のなかを歩く人々の手に握られた蝋燭が 数多の光の粒となり 揺らいでいる 音もなく 静かに

弔いではない祈りの炎は すこやかに煌めく 西の方にある教会でも しばしばわたしは蝋燭を買い求めたものだった 暗いせせらぎをわたり わたしは蝋燭を供え 祈りを捧げた

水で浄化するとか 煙で邪気を払うとか とても原始的で純粋であるのに 欲が絡むからいけない 必要なものを 必要なだけしか 求めるべきではないのだ なかなかそうはいかないけれど
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