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ヴォトカ流れる河のほとりで

Das Tagebuch der Lily Mercury

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蚊よけのお香と シルクプリントの葉書を買った 葉書は季節のものを常備しているのに 夏の絵柄というと一枚もないので なぜかしらと思いながら 10枚選んだが 今朝すべてに切手を貼り 投函してきたので 毎年余りが出ないのだと気付いた

煙が細く立ちのぼり 除虫菊の香が漂う 机に向かい住所録の手帖のページをめくりながら 久しく会っていない友人を想った 万年筆のインクは 昔からブルーブラックと決めてあるので インク壷はひとつしかない 迷いがなくて良い 言葉も 切手も それぞれ悩みながら選ぶので 字のスタイルは決まっている方がいいのだ 
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