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ヴォトカ流れる河のほとりで

Das Tagebuch der Lily Mercury

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洗濯のち よく乾かしてから 衣装ケースに夏服を片付け 代わりに秋冬の服を出した 半透明のプラスチック製ケースのなかに畳まれた軽やかな薄いワンピースたちが収まってゆく 色とりどりの花柄 または水色 藍色 紺色 あるいはそれらの色が混ざった格子柄の生地は間違いなくわたしの夏だった それから水玉 大きさ違いの水玉のワンピースを3枚持っていて どれも気に入っているけれど 黒地に白の水玉が一番可愛いと思う
春に入れた防虫剤にまだ「おわり」の文字がうっすらとしか見えないのは ここいらは暖かい時期が短いからだ

とはいえ 毛糸の分厚いセーターはまだ少し早いので 薄手のニットや別珍のスカートなんかを出して あとはまたしばらく仕舞っておく 今朝は絹糸の編み込まれた温かなタイツを履いた でもやっぱり少し早かったかもしれない
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