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愛するひととどうしても結ばれないとしたならば

そのひとの幸せを願うより 他に為すことはありません

一緒に生きてゆかれなくとも

どうか さいわいであれと心をこめて

 

春には雲雀のうたごえに

夏には冷たいわきみずに

秋には木々のこもれびに

冬には煌めくほしぞらに

願います


それから自分自身も

幸せにならなければなりません

死が生の一部としてあるように

あのひとの幸せを願うことは

わたし自身のさいわいでもあるのです

 

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