1100

目標も目的地もないから回り道も寄り道もない わたしは世界の果てで かつてあなたと過ごした日々の断片を夢にみる 小鳥を殺さなかった 籠のなかに閉じ込めることも 羽根をむしることもしなかった霙が降る午後 また何処かで出逢うだろう 放浪する旅人は港を求めて彷徨い続ける運命にあるけれど わたしはここにいるから

f:id:mrcr:20180218203251j:image