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オイジェツが掘り起こしてきた牛蒡はまるでオテサーネクそのものだったので マトカにその話をしたら 知っている気がすると話し出したけれど 多分彼女は観たことないと思う オイジェツは流しのところでかなり苦労しながらオテサーネクをばらばらに切り刻んで きんぴらにするにはどうするのかと言った 話を聞き終えたマトカはうんざりした顔で わたしそれ食べたくないわと言って立ち去ってしまった