2017-10-03 962 Fiktion 温かい布団を出したので もうひとりで眠っても寒くないし寂しくもない 枕元にはウィスキーを 煙草はもう辞めたから グラスひとつあればいい 冒頭の3ページから進めずに埃を被った本を またいつか読む気になれるだろうか ならなくたって構いはしない いまは眠らなくてはいけないのだ なんとしても