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日記に初めて自分の気持ちを正直に記したとき ほんの少しだけ気が楽になった わたし自身がこうあるべきと考えていた 冷たい型から 固まらなかった熱い鉛のような感情が溢れ出し どろどろになり あの人を飲み込んでしまえばいい そして 焼き尽くしてしまえ わたしは存分にあなたを憎む 気の済むまで 執念深く 怨み続ける あなたにはきっと理解出来ないでしょうね